リスケ後、正常返済に戻したのに新規融資が通らない理由

リスケのタイミング

リスケとは?

リスケとは、「リスケジュール(reschedule)」の略で、スケジュールを変更するという意味があります。金融機関で使われるリスケは、返済スケジュールの変更、つまり毎月の返済額を「減額する」という意味で使われます。

 

リスケ後、正常返済に戻したのに融資が通らない理由

経営の立て直しが終わった時点で、当初の返済スケジュールに戻すことができます。ただし、当初の返済スケジュールに戻したとしても、新しい融資ができない場合があります。

信用格付の問題

金融機関は「金融検査マニュアル」という規定に沿って、融資先を、正常先、要注意先、破綻懸念先、実質破綻先、 破綻先という5つの区分に企業を「格付」しています。

リスケをすると正常先から格下げとなり、金融機関が融資できる限度額が下がります。このときリスケを元の正常返済に戻しても「格上げ」にならないため、融資の限度額が戻らず、新規融資が難しくなることがあります。

ただし、この金融検査マニュアルは「2018年度終了時点」で廃止する方向です。今後はリスケ先についても寛容な対策が設けられるかもしれません。

金融機関との信頼関係の問題

金融機関との信頼関係を大きく損なった場合、新規融資が難しくなることがあります。信頼関係を大きく損なうリスケとは、たとえば次のようなケースに該当するリスケです。

 

・融資直後のリスケ

・短期返済を前提に貸付した融資のリスケ

・金融機関に申し出た「使いみち」とは違うことに融資を使ったことが原因で起きたリスケ

 

 

まとめ

以上で、リスケ後、正常返済に戻したのに新規融資が通らない理由がお分かりいただけたと思います。リスケの判断に迷う場合は、一人で悩まず、必ず専門家に相談をしましょう。

 


記事の監修者

maezono

前薗 浩也

中小企業診断士、1級ファイナンシャルプランナー技能士、MBA。

日本政策金融公庫で起業家・中小企業向けの融資審査に16年間従事。この間の支援実績は7,000社を大きく超える。
審査員時代、起業して数年で経営破綻していく事業者たちを目の当たりにする。審査員でありながら起業家・中小企業を上手く経営支援できない自分に思い悩み大学院へ進学。そこで「起業の成功要因」を研究し論文を執筆する。
独自に積み上げた知見に基づき、自らも起業。現在は全国の起業家・中小企業を対象に「新事業の立ち上げ・売上の定着化」に特化した支援活動を行う。

2017年、一人で起業する「一人起業家」を専門にサポートする起業家バンクを設立する。

 

 

 

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すべて前薗浩也が執筆または監修をしています。

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