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【2023年】持続化補助金でチラシやホームページを制作

起業家バンク事務局

デザイン代に、印刷費に、ポスティングの費用・・・。チラシにかかるコストって高いですよね。しかも、チラシの反応率が悪いと「配れば配るほど赤字になった」というケースも珍しくはありません。

それに、スマホで簡単にネットに繋がる時代になって、商品を買うとき、サービスを受けるときは会社の評判などを事前にネットで調べますよね。こんな時代だと、どうしてもホームページが必要ですし、逆にホームページを持っていないと、お客様に「この会社は大丈夫だろうか。」と不安を与えてしまいます。しかし、ホームページを制作するのも、制作費は決して安くはないですよね

そこで今回は、チラシやホームページの制作に活用できる「小規模事業者持続化補助金」を紹介します。上手く活用すれば、自己資金を支出することなくチラシやホームページを制作できるので、メリットはかなり大きいです。積極的に活用を検討してみましょう!

小規模事業者持続化補助金とは

小規模事業者持続化補助金とは、商工会議所・商工会が管轄している補助金で、毎年3~4回募集(公募)されています。政府の補正予算が既に通過しているため、2023年度も実施されることが決まっています。公募の締切日については、こちらから確認してください!

小規模事業者持続化補助金の締切日

小規模事業者持続化補助金は、主に販促活動のための補助金なので、チラシやホームページだけではなく、プロモーション動画、ランディングページ、ECサイト、ウェブ広告、雑誌広告、ポスター広告などにも使えます。広告費用だけではなく、機械装置の購入、店舗のリフォーム、展示会の出展費用まで幅広く使える最も使い勝手のいい補助金の1つです。補助金は、国から補助される返済義務のない資金ですので、「販路拡大のため、こんな新しい取組をやってみたい。でも、自己資金でやるのはちょっと・・・」といった人に最適です。小規模事業者持続化補助金は国の補助金の中では圧倒的に使いやすい補助金なので、積極的に活用しましょう!

補助金を申請できる対象者

2023年度の持続化補助金は、従業員数5名以下(製造業などは20名以下)の小規模事業者が対象となります。小規模事業者であれば法人でも、個人事業主でもどちらも申請することができます。従業員数の考え方ですが、役員や短時間のパート・アルバイトは含まれず、常時雇用する従業員で計算することになります。毎年のように小規模事業者持続化補助金に申請をして、何度も繰り返し使っている人もいるので、積極的に活用しましょう!

常時雇用する従業員とは

補助金で補助される金額

補助金で補助される金額は、50万円~200万円です。最も少ない50万円でも、相当な販促費用をまかなうことができますよね。でも、注意しなければならないのは、たとえば50万円を使って、その50万円がそのまま補助されるわけではないことです。

すべての補助金にいえることですが、補助金には「補助率」というものが事前に決められていて、小規模事業者持続化補助金の場合は、補助率は3分の2になります。つまり、補助率が3分の2なので、「使った金額の3分の2が補助されますよ」という意味になります。たとえば、30万円を使ったら、その3分の2の20万円が補助金として受け取ることができ、10万円が手出しの資金になります。

補助金を使うときの注意点

小規模事業者持続化補助金の場合、補助率は3分の2になるので、3分の1は手出しの資金になります。そのため、使いみちが無ければ、無理に申請する必要はありません。また、「使った金額の3分の2が補助される」ということは、補助金は後払いになるという意味です。つまり、先に自己資金で全額支払いを済ませなければなりません。補助金を貰ってから販促費用などに使えるわけではないので、後払いになることを心に留めておきましょう!

補助金を使うときの手順

補助金は国の予算になるので、原則的には年度ごとにルールが新しくなります。そのため、小規模事業者持続化補助金の公募は例年3月~4月に始まり、公募が始まったら、その締め切り日までに補助金事務局に必要書類を提出して申請を行います。公募期間は約2カ月ほどと非常に短いので、タイミングを逸しないように注意が必要です。

補助金の申請は、ただ申請するだけではなく、たとえば「〇〇なので△△費用として補助金を使いたい」といった事業計画書の提出が必要になります。補助金は予算が決められているので、申請した全ての人に補助されるわけではないのです。優れた事業計画書から順番に評価されて採択(合格)されていき、予算がなくなった時点で終わり、というルールなので、説得力のある事業計画書を提出することが必要になります。

採択されやすい補助金の使いみち

チラシは小規模事業者持続化補助金で、よく採択されている使いみちの一つです。チラシは反応率が悪いと赤字になってしまうので、自己資金で行うよりも補助金を活用して行った方が賢いですよね。チラシは認められやすい使いみちなので、小規模事業者持続化補助金とは相性のいい関係といえるでしょう。ホームページもよく採択されている使いみちの一つですが、上限金額が決められているなど、チラシよりはやや使いづらくなっています。

まとめ

小規模事業者持続化補助金は、補助金の額が50~200万円と、国の補助金の中でも少額な補助金となります。しかし、その分、多くの人に交付される仕組みになっていて、採択率(補助金を受け取ることができる確率)も決して悪くありません。使った販促費用の3分の2が補助金として貰えるわけですから、コストを大きく削減することができて非常に魅力的です。ぜひ積極的にチャレンジしてみてください!
 

今回はここまで。
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