この差って何?地方銀行と第二地方銀行の3つの違い

地方銀行と第二地方銀行

金融機関には、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合など、いくつかの種類があります。
その中でも地方銀行は「地方銀行」と「第二地方銀行」の2つに分けられます。

地方銀行も第二地方銀行も地域に根差した金融機関という点で共通しています。では、この2つの地方銀行にどんな違いがあるのでしょうか。

みなさんは分かりますか?

設立の経緯に違いがある

地方銀行は「戦前から今と同じような銀行業務を行ってきた銀行」です。すべての地方銀行が全国地方銀行協会に加盟しています。

第二地方銀行は、そのほとんどが「相互銀行から転換した地方銀行」です。すべての第二地方銀行が第二地方銀行協会に加盟しています。

相互銀行とは、1951年に制定された相互銀行法に基づいて設立された中小企業専門の金融機関です。
今は存在していませんが、敗戦後の日本に適合していた「相互掛金」という金融商品を主に取り扱っていました。

時代の流れを受けて相互銀行は次々と普通銀行に移行し、今では相互銀行は存在しなくなりました。

 

銀行の数が違う

地方銀行は「64行」あるのに対し、第二地方銀行は「41行」とやや少なめです。(2017年12月時点)

銀行名の一覧は次の通りです。(出典:金融庁)

地方銀行(64行)

1. 北海道銀行
2. 青森銀行
3. みちのく銀行
4. 秋田銀行
5. 北都銀行
6. 荘内銀行
7. 山形銀行
8. 岩手銀行
9. 東北銀行
10. 七十七銀行
11. 東邦銀行
12. 群馬銀行
13. 足利銀行
14. 常陽銀行
15. 筑波銀行
16. 武蔵野銀行
17. 千葉銀行
18. 千葉興業銀行
19. 東京都民銀行
20. 横浜銀行
21. 第四銀行
22. 北越銀行
23. 山梨中央銀行
24. 八十二銀行
25. 北陸銀行
26. 富山銀行
27. 北國銀行
28. 福井銀行
29. 静岡銀行
30. スルガ銀行
31. 清水銀行
32. 大垣共立銀行
33. 十六銀行
34. 三重銀行
35. 百五銀行
36. 滋賀銀行
37. 京都銀行
38. 近畿大阪銀行
39. 池田泉州銀行
40. 南都銀行
41. 紀陽銀行
42. 但馬銀行
43. 鳥取銀行
44. 山陰合同銀行
45. 中国銀行
46. 広島銀行
47. 山口銀行
48. 阿波銀行
49. 百十四銀行
50. 伊予銀行
51. 四国銀行
52. 福岡銀行
53. 筑邦銀行
54. 西日本シティ銀行
55. 北九州銀行
56. 佐賀銀行
57. 十八銀行
58. 親和銀行
59. 肥後銀行
60. 大分銀行
61. 宮崎銀行
62. 鹿児島銀行
63. 琉球銀行
64. 沖縄銀行

第二地方銀行(41行)

1. 北洋銀行
2. きらやか銀行
3. 北日本銀行
4. 仙台銀行
5. 福島銀行
6. 大東銀行
7. 東和銀行
8. 栃木銀行
9. 京葉銀行
10. 東日本銀行
11. 東京スター銀行
12. 八千代銀行
13. 神奈川銀行
14. 大光銀行
15. 長野銀行
16. 富山第一銀行
17. 福邦銀行
18. 静岡中央銀行
19. 愛知銀行
20. 名古屋銀行
21. 中京銀行
22. 第三銀行
23. 関西アーバン銀行
24. 大正銀行
25. みなと銀行
26. 島根銀行
27. トマト銀行
28. もみじ銀行
29. 西京銀行
30. 徳島銀行
31. 香川銀行
32. 愛媛銀行
33. 高知銀行
34. 福岡中央銀行
35. 佐賀共栄銀行
36. 長崎銀行
37. 熊本銀行
38. 豊和銀行
39. 宮崎太陽銀行
40. 南日本銀行
41. 沖縄海邦銀行

 

貸出金利が違う

日本銀行では、銀行が新しく融資を行うときの貸出金利を公表しています。統計データを見る限り、貸出金利は地方銀行よりも第二地方銀行の方がやや高めとなっています。

貸出金利

出典:日本銀行金融機構局「統計データ」を起業家バンクで加工

注1.金利は「返済期間が1年以上の長期貸付」が対象です。この長期貸付には、一般法人への融資、個人への融資の他に自治体向けの融資も含まれています。

注2.金利は、その月に実行された「新規融資」が対象となっています。

注3.預入金利のデータは公表されていないため、預入金利との比較は行っていません。

 

 

まとめ

地方銀行と第二地方銀行の3つの違いを解説しました。
大きな違いはありませんが、どの地方銀行を利用するか迷ったときにお役立てください。

 

 

記事の監修者

maezono

前薗 浩也

中小企業診断士、1級ファイナンシャルプランナー技能士、MBA。

日本政策金融公庫で起業家・中小企業向けの融資審査に16年間従事。この間の支援実績は7,000社を大きく超える。
審査員時代、起業して数年で経営破綻していく事業者たちを目の当たりにする。審査員でありながら起業家・中小企業を上手く経営支援できない自分に思い悩み大学院へ進学。そこで「起業の成功要因」を研究し論文を執筆する。
独自に積み上げた知見に基づき、自らも起業。現在は全国の起業家・中小企業を対象に「新事業の立ち上げ・売上の定着化」に特化した支援活動を行う。

2017年、一人で起業する「一人起業家」を専門にサポートする起業家バンクを設立する。

 

 

 

この「起業家バンク」のwebサイトに掲載している記事は、
すべて前薗浩也が執筆または監修しています。

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