起業家に伝えたい大切なこと

なぜ起業家は名刺をもらった全員に年賀状を出すのか?

起業ライター kanae

2017.11.24

年賀状

起業すると今まで会ったことのない人と出会います。初対面の人と会うとき、それがビジネスシーンであれば、ほとんどケースで名刺を交換することになるでしょう。起業して1年ぐらい経っていれば、相当数の名刺が手元にあるかもしれません。ビジネスは人の縁から広がることも多くあります。そのため、起業家は名刺をもらった全員に年賀状を出した方がいいでしょう。

年賀状は必ず見てくれる

年賀状を送るチャンスは1年に1回だけ

ビジネスは人の縁から広がります。縁を広げてもらうためには、まずあなたが何者であるか思い出してもらう必要があります。そのため相手がどんなに疎遠でも、年賀状は必ず出しましょう。

DMやポスティングのチラシならば、そのまま捨てられるかもしれませんが、年賀状は目を通してくれることが多いでしょう。その年賀状を送ることができるのは、年始の1回だけです。このチャンスを逃してはいけません。

ザイアンスの法則を知っておきましょう

ザイアンスの法則とは「繰り返し接触していると、その相手に好感を抱く」という法則です。全く知らない人には冷たく接し、顔見知りだと好意を持って接する、ということは一般的によくあることだと思います。年賀状は非対面の接触なので効果は薄いですが、接触が全くないよりは遥かに良い結果が期待できます。

年賀状の出し方

1月1日(元旦)に届くように出す

年賀状といえどフォーマルな挨拶状です。多忙な年末を過ごしている起業家も多いでしょうが、1月1日に到着するように計画的に準備しましょう

個人宛に出す

年賀状は、会社ではなく名刺を交換した個人宛に出してください。通常、年賀状は仕事始めの日に仕分けられ、宛先の定まっていない年賀状は総務係に保管されます。そこから縁が広がることはありません。

顔写真を入れる

名刺を交換しただけの人はあなたの顔を覚えていません。あなたの顔を思い出してくれるように、年賀状には人間味たっぷりの顔写真を入れてください。顔写真を入れるのと入れないのとでは、受け取る側の印象は全く違います。

メッセージを詰め過ぎない

色々と伝えたい気持ちは分かりますが、相手に伝えるメッセージは1~2つに留めましょう。商品やサービスの案内をしすぎると相手を不快にさせてしまいます。

手書きのメッセージを書く

年賀状を印刷して使用してもいいですが、一言、手書きのメッセージを加えましょう。手書きで書いたメッセージからもあなたの人間味をアピールすることができます。

まとめ

年賀状の配達枚数は年々減っていますが、ビジネスシーンにおいては、年賀状を送る文化はまだ定着しています。疎遠な相手でも送りやすいのが年賀状の長所です。貰って気を悪くする人はいないので積極的に年賀状を活用しましょう。

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